多聞光雲の花器製作について
  

初代が全日本クラスの竹細工の職人であった事から、当流派では竹の花器を多用します。
初代の想いを受け継ぎ、竹細工に取り組んでいます。

近年、様々な花材が用いられる事で花器の色合わせが難しくなってきました。
紺・茶色・黒は、合わせ易いですが万能ではありません。
ですが竹の花器はどんな花材にも合うのです。
現代の花は洋花が多く用いられ華やかですが、少し浮いたような感じがしてしまいます。
竹の花器を用いれば、洋花を多く使用しても格調高い、作品に仕上がるのです。

竹を加工するには大変高度な技術が必要となります。
その上、良質の竹材にはなかなか巡り合う事が出来ません。
同じ模様の竹材は無く、数年寝かせる必要があります。